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埼玉鶴ヶ島の注文建築施工例

埼玉県鶴ヶ島市施工例です。外観の色は思い切って黒にしてサッシは樹脂サッシ、ガラスはLow-E遮熱ガラスを全ての窓に使っています。床暖房は長府製作所のボイラー式でこの床暖方式は始めの立ち上がりは家が冷えているのでエアコンで室温を上げます。そして室温が上がってくると自動的にエアコンを止め床暖に切り替わるのです。もちろん高気密・高断熱住宅です。

      

外観です。シンメトリーにして吹き抜けを重視しています。

      

      

吹き抜けの派度リングファンに天窓、その吹き抜けのところにご主人の趣味室が繋がっておりリビングを見渡せます。真ん中写真はパナソニックのトイレ、アラウーノです。ハイグレードタイプです。リビングの掃き出しサッシは折れ戸タイプで開口部を大きく取るために選択しました。現在はウッドデッキがリビングとフラットの高さであり全面道路の通行量が少ないので人目を気にせず日向ぼっこを楽しめます。バーベキューも楽しそうです。

      

内部ドアは国産の建具を使いました。弊社は輸入住宅の施工が多く内部建具も輸入の建具が多いですがそれぞれの特徴を少々述べましょう。まず輸入は国産の建具と違いシート張りの建具が少なくカタログを見ても見たことがないぐらいありません。

フラッシュドア(骨組みに合板貼る)に塗装するか、無垢のドアに塗装するかぐらいです。フラッシュドアはMDF(材木チップを圧縮した建材)で作っています。無垢建具は一枚物の木を使っているわけでなく、何種類もの無垢材を組み合わせて建具を作っております。

一方大手建材メーカーの国産もフラッシュドアはあるみたいですが、多くはシート張りの合板か、無垢建具なのです。シート張りにも程度の差があり、高いものから安いものまであります。

また輸入住宅を沢山販売しているのですが国産品の建具と比べますとドアのヒンジ(丁番)、ドアノブ、建て付け、建て付け後の狂い、引き戸のレールなど金具など問題が多いです。引渡後の点検でまず輸入の建具は大きく問題はないものの手を加える事が多いです。

無垢建具(シンプソンなど)は本物の木ですので味わいがあり、季節により若干建具屋さんが登場して調整が必要な場合がありますが、この金具関係が国産レベルになれば大きく問題は減少するでしょう。実際輸入建具に国産の金具を併用して販売している輸入建材メーカーもあります。

逆に国産建具はシート張りの場合、まずニオイが気になります。VOC(揮発性有機化合物)ですが、これが気になります。ですが造作材も含め狂いが少なく塗装工程が省けるので工期短縮にはなります。

輸入建具は造作材も含め塗装工程があります。季節にもよりますが塗装してクロス工事をしますと乾燥時期になると痩せが出て廻り縁とクロスとの隙間が目立ち始めます。国産の造作材と比べますとあきらかな違いが出ます。引渡後のクロスの補修は輸入造作材を使う場合、必須となっているのが現状です。

好みの問題もありますが輸入の建具は古くからのデザインで種類も少なめです。しかしこの長い伝統的なデザインが良いのです。決して奇をてらったデザインではなく、「美」という人間共通の感覚から生まれているような気がするのが輸入の建具であり、造作材なのです。

また塗装するといっても自然塗料を使うなどして室内環境を悪くしておりません。この点では輸入建具は評価できます。金具の問題だけなのです。完璧を求める日本人にはクレームに繋がりやすいですが・・・

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